結婚を機に税金クラスが変わりました。
お給料から引かれる税金の税率がかわります。
専業主婦や、仕事をしている奥さんの収入などによって、
いくつか段階がああって個人でそのクラスを選ぶことが出来ます。
わたしたちの場合、このクラス変更によって
だんなさんは手取りがUPし、私はダウンします。
ということで、1月から私の給与からは今まで以上の税金が引かれる!
それでなくても高いドイツの税率、ますます高くなるようです。
それを機に、家計もどうしていくかちゃんと決めないとね~と
このところ、将来のプラン(家を買うのか、それとも賃貸で住むのかとか)
そういうことを話していて発覚した出来事の一つ、「保険」。
いわゆる生命保険とかの生涯保険。
何か入ってるのか聞いたら、「そんなの入ってないよ~」とのこと。
私もドイツでは生命保険は入っていません。
その辺もこれからしっかり考えないとね、と言ったのですが
保険はいらないよ!その分ちゃんと貯蓄したほうがいい!とのこと。
生命保険以外にも傷害保険っていうんでしたっけ?
怪我をしたり入院したときの保険、掛け捨てとか満期とかある保険とか
色々あるじゃない?と言うも、「へえ~、僕は全然保険に詳しくないからね~」と
かなり人ごと。いやいや、しっかり考えようよ・・・・
保険なんて入ってる人いるのかなあ?? いないと思うよ~みたいな調子。
確かにドイツは通常の健康保険で医療費はほとんどカバーされるし、
いつか子供が出来ても基本学費はいらないし、
万が一の時に家族に残すお金が・・・みたいなのも
たしかにそこまでいらないような・・・・。
なんか腑に落ちないまま悶々としていた矢先に
保険に詳しい人に会う機会があり聞いてみたところ、
ドイツは生命保険などの生涯保険の加入率がとても低いそう。
日本は逆にかなり高い国なんだそうです。
ドイツにもいわゆる生命保険はあるけれど、
保険金として支払われるのもせいぜい高くても1千万レベル。
日本みたいに3千万、5千万なんてまずドイツでは聞かないそうです。
医療もこちらではほぼ健康保険でカバーされるし、
万が一入院したら!みたいな感覚はあまり無いそうです。
まあ、その分日ごろからかなり高い税金払ってますから・・・。
どちらかというと、ドイツはやはり堅実に貯蓄が多いそうです。
貯蓄で金利の高いものを探したり、
個人年金(Riester-Renteなど)に重点を置いて色々と計画するそうです。
ドイツで住む限りはあまり生命保険などは心配しなくて大丈夫だと思う、
とのことで、一安心。こういうのも国によって色々違いますね・・・。
ということで、ドラマや小説に出てくる「保険金殺人」などという世界は
ドイツには存在しないようです。
でも本当に保険なしで大丈夫なのだろうか・・・
ドイツにお住まいの皆さん、どうされてますか?