昨日キッチンを整理していて、たくさん出てきた引き出物。
まだ日本の実家にもいくつか置いてあるのですが、
私が今まで出た結婚式の引き出物は食器類が多かったです。
カタログも数回ありましたが、ほぼ食器類。
日本で結婚式を挙げていないので、細かいお金事情はわかりませんが、
私がいろんな食器を持っているのを見て、彼が一言「それはプレゼントなの?」と。
まあ、大きな意味でのプレゼントだけれど、厳密にはお祝いのおすそ分けと
感謝の意味をこめて列席者に贈る物。
色々調べるとことの始まりは大昔に馬を贈っていた伝統が残っているようですね。
ウィキペディアには
結婚披露宴に供された料理の一部を
披露宴出席者の家族へのお土産として持ち帰ってもらうものであったが、
バブル景気以降に結婚披露宴が次第に華やかになっていく過程で、
披露宴の記念品という意味合いが強まっている。
お祝いの多い少ないに対応して配るお返しではなく記念品であるため、
出席者に一律に配られるのが通例である。
とのこと。時代と共に引き出物の存在の意義が変わってきているようです。
しかも、知らなかったのですが、ご祝儀の額に応じて??
引き出物の中身も違うそうですね!びっくり!!
日本の結婚式とドイツの結婚式を比べると
「お祝い」という部分でもずいぶん違いますし、
以前「合理的なドイツの結婚祝い」として書きましたが
ドイツ人にとっては不思議極まりない文化のようです。
「なぜ、高額なお祝いを贈って、欲しくないものをもらうの?
だったら、その分引き出物はいらないからお祝いが少なくていいじゃない」とのこと。
すごーく言っていることはわかります。
でも、引き出物本来の伝統という部分がわかる身としては難しいですね。
一体それぞれがいくらのものなのかわかりませんが、
超有名ブランドだったりするので、万はいかなくてもずいぶん高いでしょうし。
とりあえず引き出物で頂いたものは、今まで何一つ使わず箱に入っています。
なんででしょ・・・、いつか使うって思ってたのかなあ(自分のことなのに不思議)。
実家においてある引き出物がどんなものだったかすっかり中身は忘れていますが
今度帰ったときに見るのが楽しみです。和食器とかあったらうれしいなあ・・・。
(って、少ない食器で暮らしたいって言ってたのはどこの誰!?)