Living in Germany

ドイツ人と国際結婚。夫&娘とドイツ暮らしです。

 

 

 

 

☆私たちが後世に残したいもの

実家の母が昔、作ってくれた巾着袋。

フクちゃんです。大好きだったみたいです、私たち姉弟。

漫画の内容も何もかも全く覚えていませんが・・・。

ちなみに「くみちゃん」バージョンもあったみたいで私が使っていたらしいのです。

でも見つからないらしくとりあえず「ふくちゃん」だけもらって来ました。これからは私が使おうと思います!こうして母が子供の頃に私や弟に作ってくれたものをまた使えるのがすごく嬉しいです。

これは母が若い頃に編んだもの。

編み物の講師の資格を取るのに編んだサンプル品。

とても手が込んでいます。

花瓶の下に敷いたり、色々と使えそうなのでもらって来ました。

そして、私たちが赤ちゃんの頃に使っていたブランケット。母の手編みです。

これもドイツに持って帰ってきました。母はずっと保管していたようです。

これからは私が引き継いで、いつの日か私の子供や孫にも引き継いでいけたらいいな~と思います。もちろん私は仕舞いこまずにこの冬から使わせてもらいます。

旦那の実家には先祖から伝わるものが色々あって、まあそれも私たちにゆくゆくは引き継がれるんだと思いますが、すでに私たちの手元に来ているものがあります。

今、私たちの家で使っている鏡。旦那のおばあちゃんのものです。姿見が欲しくて探していたときに義母が使っていないから、と譲ってくれました。昔の鏡だけに相当重たいです。最近お店で売っている鏡は本当に軽くて壁にもすぐにかけられるのですが、譲り受けた鏡は壁にかけるのにも一苦労でした。

でもおばあちゃんの時代から鏡として色んな家族の姿を映していた鏡だと思うと、私たちも大切にしないと!と、身の引き締まる思いです。私も結婚式のドレスをその鏡の前で着たし、私たち夫婦の思い出もまたこの鏡にインプットされたんだと思うとジーンと来ます。

旦那の実家みたいに色んなものが先祖から引き継がれてるのって、時々うらやましいな~と思うこともあって(まあその量が多すぎるのですが・・・)、私だってこれからは母から譲られたこのブランケットや巾着袋をずっと引き継いで行こうと思います。

今回譲り受けた巾着やブランケット、前回夏に帰国して家の断捨離を手伝った際に出てきたもの。もちろん私はこんな物が保管されていたことは知りませんでした。

残していることは母も覚えていたようですが、きっと断捨離の機会が無ければいつまでも箪笥の奥の奥に仕舞われていたであろう物たち。

ずっと大切に仕舞い込むのではなく、こうして実際に使うことでその物の価値がもっと高くなるような、そんな気がします。

大切に大切に使って行きたいと思います。

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