Living in Germany

◆ドイツで暮らす◆

 

 

 

 

☆ドイツ人の風邪治療

ドイツ人が風邪をひいたらどうなるか?

我が家の場合をお知らせします。

他の家はわからないけれど、少なくとも旦那&旦那の実家はこのスタイル。

昨日、ドイツ人が風邪をひくとテーを飲め!と騒ぐと書きました。

その際に、上手く説明できなかったカモミールティーでの治療方法をお知らせします。

まずお鍋にカモミールティを作ります。

そしてそのお鍋の蒸気を鼻から吸ってのどから逃がすらしい。

こんな感じでタオルをかぶって実施します。

そして寝ます。

寝るときには必ずベッドサイドにテーの入ったポットが置かれます。

うちは保温ポットが無いので水筒です。

これが風邪ひきさんのセット。

薬が2種類ありますが、どちらも自然のお薬です。その分ちょっと高いです。

抗生物質などは「ダメー!」というお育ちです。

それをベッドサイドに置きまして鼻をかむティッシュとゴミ箱

あとはお水などをセットして寝ます。

電話が置いてあるのは今日は誕生日だから電話が鳴りまくる日。

日曜日だし朝から電話がかかってきます。

自分で応答するというので、枕元に電話を置いています。

お昼には鳥のスープ(Hühnchensuppe)を作る予定。

なぜか風邪には鳥のスープだそう。日本で言うおかゆみたいなものでしょうか。

お野菜を入れて鳥を入れて作ります・・・作るんだと思います。

作ったこと無いんだけど・・・、味付けはお塩でいいのかしら・・・?

卵とか溶いて入れたらいいのかしら?

適当に味を調えて、生姜を一杯入れて温まってもらおうと思います。

そして旦那の実家ではこの朝ごはんに良く食べるオートミールを

お湯でふにゃふにゃにしておかゆのようにして、

本人の好みで塩味か砂糖で甘みを出すかの選択です。

これは私、一度ママに作られたことがありますが、

それでなくても食べたいものの限られる病人の胃には

かなりきついものでした・・・やっぱりおかゆが一番です。

明日は仕事に行けそうに無い、と言う旦那。

熱はありません、のどが痛くて頭がボーっとするんだそうです。

じゃあ今日の誕生日会はキャンセルだね、と思ったら

誕生日会はするんだそうな・・・。ってか大勢呼んでるわけじゃあるまいし

また来週にでも延期すればいいのに、仕事行けないって言いながら誕生日会はするわけ?

しかもー!!!

今夜はママがやってくるので、旦那を可愛そうに思ったママは

きっと明日の日中にやってきて看病することでしょう。

テーとか薬とか山ほど増えることでしょう・・・。

風邪や体調不良を気丈に振舞うことはせず、

正直に「風邪をひいて辛い」というドイツ人が私の周りには多いです。

日本人だと、無理してでもよっぽどのことが無い限り「大丈夫」って言いますよね。

こないだなんて仕事で電話した先の人かめちゃめちゃ機嫌が悪くて

何かと思えば、体調が悪くて仕事なんてしてる場合じゃないんだそうな。

もう帰ろうと思ってる矢先に(私からの)電話がかかってきて

しかもそれは自分の担当ではなくて休暇中の同僚の代わりとして対応してるだけで

彼女にしてみたらイライラがつのっている状況だったみたい。知るかー!!

話は戻り・・・

まあ本人の誕生日ですから、本人がお祝いしたいっていうのであれば

反対する理由は無いのですが、会社を休むのに・・・・?という感じです。

薬は自然の薬しか使わないので、

よくある「風邪には○○、頭痛生理痛には○○」みたいなああいう薬は断固拒否します。

自然のお薬は体には負担が少ないというのが理由です。

大体が植物系で、何かの葉っぱを煎じたものとかエキスとかそういうのです。

やはり自然だけあって治る時間もそれなりにかかります。

飲んですぐ効く!という薬ではありません。

体には絶対にそのほうがいいと思います。

だけどそれは、会社を休める環境にあるからだと思います。

特にドイツでは体調を理由に休む率が日本に比べて高いと思いますし、

休んでも有給が減るなんてことは無く、

ちゃんと保険からお給料が支払われる仕組みになっています。

3日以上(だったかな?)休む場合は病院に行き、ドクターからのレターが必要で

「○日まで会社や学校へ行っては行けません」というレターが発行されるのですが

そのレターも結構簡単に発行されます。

私は未だかつてこの6年間、

体調不良は常に週末という、仕事が無いときに気が緩んで体調が悪くなるタイプで

会社を体調不良で休んだことが無く(早退はありますが・・・)

そのドクターからのレターを発行されたことはありませんが、

以前、膀胱炎で病院に行ったときに先生から

「レターを出すわ!何日ぐらい休む?3日?1週間?」と逆に質問されたことがあります。

会社を休むほどの症状でもなかったので(トイレにさえ行けば何とかなるので)

レターの発行は断りましたが、それぐらい気軽に発行されることもあります。

旦那の場合、そこまでして休みたくないのと病院嫌いもあって、

長くても2日しか休みませんが、私にしたら会社に行くレベルの病気です。

ただ、結局のところ私が思うに、

そういうお国柄がお薬選びにも反映されているのではないかと思います。

ゆっくり、体のことを考えて大切に体調を戻すという

時間的精神的余裕、周りの理解、環境がそういう治療法が出来る理由だと思います。

もちろん実際風邪をひいたり体調が悪くなったときには

私にとってもこういう環境にいることは幸せなことなのかもしれませんが、

やはり会社を休む、不在にするというのは同僚にも気が引けるし、

自分の体調管理の悪さに反省して、負い目があるし

1日でも早く復帰しなければ!という思いがあるので、

なるべく早く効く、よく効く薬を選んでしまいます。

辛い思いを何日もするぐらいなら、パッと飲んでサッと効く薬も

私は悪くないとは思います、もちろん自分の判断の上ですが。

体調を崩したときだけやれ「自然のお薬だ、健康だ」と騒がず

日ごろから肉肉しいお料理とか、

寒い国だからビールの国だからという理由からくる塩辛い食品とか

ケーキを食前食後に食べる不思議な習慣とか

そういうのを見直せばよいのではないか、と思ってしまいます。

まあ、人それぞれ考え方は違うと思いますが、

風邪っぴきの旦那を見るといつもこういう気持ちになるんですよね・・・。

さっ、Hühnchensuppeが出来上がったようなので

寝室に持っていってあげようかな~♪

私はこれから家の掃除に誕生日会のお料理、忙しいわー!

でもケーキも昨日作ってしまったので、結構楽かも~。