昨日、Karstadtで買い物をしました。
Karstadtはドイツでは有名な老舗デパートチェーンであり、
高級デパートとは言えませんが中級のデパートという感じです。
デパートとはいえ私が買ったのはほんの小さな買い物で、お会計は EUR3.79。
日本円で400円程度の買い物です。
お財布を見たら50ユーロ紙幣しかありませんでした。
でも小銭があったのでEUR3.79に対して私が出したのはEUR50.80。
(379円の買い物に対して5080円出した感じです、価格の感覚も同じぐらいです)
お釣りの小銭を減らそうと思って出した額。いたって普通の支払いです。
よくよく考えればお釣りの小銭の数からすると、別に80セントを出さなくても
5ユーロ紙幣もあるので帰ってくるお札と小銭の量はあまり変わらなかったな・・・と今は思います。
5ユーロに紙幣が存在することを忘れ、よくやってしまう無駄な支払方法です・・・。
未だに慣れません・・・。
本題に戻りますが、レジのお姉さんは私がレジに行った時から隣のレジの同僚と無駄話中でした。
私の対応も同僚と話しながら片手間で対応。
お姉さんはレジに金額を打ち込み、表示されたお釣りEUR47.01を見て
「あらっ?あなたは今、いくら出した?」と聞くので
「(レジの金額表示を指差して)ここに表示されている通りEUR50.80を払いました」と冷静に回答。
「いえ、違うわ!あなたは20ユーロ紙幣を出したわよね?」
と言われ、
「はっ?50ユーロです、ってかレジにもちゃんと打ち込まれてるでしょ?」
と言うも、おかしい、20ユーロだったはず・・・とか1人でブツブツ呟くお姉さん。
いやいや、ちょっと勘弁してよ~!
20ユーロと思ってるのはお姉さんの訳のわからぬ「感覚」だけであって
客の主張もレジの表示だって正しい額です。
同僚と無駄話の片手間で対応してるあなたが間違ってるだけ!
とまでは言わなかったけど、お姉さんが自分で納得するまでかなり長い沈黙・・・。
そしてレジの中に入ってる紙幣を数えはじめました。
数えてわかるものなのか・・・?と思いましたけどね。
それでももし、お姉さんが私を疑い続けるなら私は一体どうしたらいいんだろう。
思わず証拠の映像でも録画されて無いか?と、ビデオカメラを探しましたよ。無かったけど。
あったらあったでこれまた問題ですよね、どこぞのスーパーみたいに(笑)
もしお姉さんが信じてくれず大きな騒ぎになったとしたら?
裁判になったら私、勝つよね?でも確かに証拠は無いけど・・・とかいらぬ心配までしましたよ。
でも50と20の差は大きいです、笑って済まされる額であはありません!
散々待たされたのですが、結論は出ず・・・。
お姉さんは渋々(←ホント渋々でした。)
50ユーロに対するお釣りを払ってくれましたが、全く本人は納得していない様子。
なぜに私が疑われる??
以前もパン屋さんで2ユーロを出したのに1ユーロと思われてお釣りが違っていて
レジのお姉さんともめたことがありました、あの時は小額だったから面倒だとは思いましたが
負けてたまるものか!!と意地でも折れませんでした。
そういやあの時もパン屋さんは納得せぬまま
「あなたがそこまで言うなら返すわよ!」と怒っておつりを返してきました。
1ユーロと2ユーロって結構似ていて、一瞬お財布の中でも迷うんですよね。
ユーロの支払いはもう慣れてはいるものの、子供の頃から慣れ親しんだ日本円と、
5~6年使っているユーロとではやはり慣れの感覚が違います。
ユーロだって旅行者じゃないから、ちゃんと迷わず支払うことはできるけれど、
やはりお財布の中で即座に2ユーロと1ユーロを判別する力は乏しく、
小銭の平らな面の柄や大きさを確認してから支払う癖がついているので、
「あれ?今1ユーロだったかしら?」なんて自分の中での疑問にはならないわけですよ。
パン屋の一件があって以来、余計に支払額を意識するようになりました。
今回また同じようなことがあったので、またさらに慎重にならないと!
なかなか日本では考えられないことですよね。
自分が正しい限りは絶対に負けないぞ!