Living in Germany

◆ドイツで暮らす◆

 

 

 

 

☆南仏9日目 カランクでハイキング、カシ

南仏2日目 ルールマラン、ルシヨン、ゴルド他

南仏3日目 アルル、カマルグ湿地帯、エーグモルト他

南仏4日目 セニョン、Gordes du odette

南仏5日目 アヴィニョン、ポンデュガール、ニーム

南仏6日目 エクス・アン・プロヴァンス、レボー・ド・プロヴァンス

南仏7日目 オランジュ、セギュレ、ソー他

南仏8日目 ルールマラン・ラコステ・メネルブ他

そして南仏9日目。

この日はずっと楽しみにしていた場所へ。それは、Les Calanques(カランク)!

カランクってなに?って方、是非「カランク」って言葉だけでググッて見てください。

すごい写真が一杯出てきますから!

マルセイユからカシまで続く深く入りこんだ海岸。

そこは船で海側から見るか、陸側の場合は歩くしかない秘境の地。

自転車も車も駄目、ただ頑張って歩くのみ。

ここで今回の旅の最初で最後の喧嘩勃発。

綺麗な景色は見たいけれど、さすがに何時間も歩くわけにはいかない。

何時間もかかるなら朝早めに着くとか計画すべき日なのに

適当な旦那は12時ごろようやくカランクのスタート地に到着。

街ではマルシェが開催されていて車が進まない・・・

ようやくそこからほど近い駐車場に車を停めてそこで初めて地図確認。

目的地までは2時間のハイキングが必要との事。

その時点でもう14時ごろだったと思います。

片道2時間ということは、往復だけで4時間かかります。

到着地でちょっとゆっくりしてたらもう夜です。

しかもそんな長い距離なのに、ハイキング用の食料や水などを調達するでもなく

とりあえず来てみたという感じで、その計画性の無さにがっかり。

確かに深く入り込んだ入り江だし、簡単に歩けないのはわかるけど

1時間ぐらいで到着するところとかもうちょっと便利な駐車場とかあるんじゃないの?

駐車場は6ユーロも払ったし、そこから地図を見るってどういうこと!!

と、私は怒り心頭。

とりあえず車を停めた場所からちょっとお散歩。

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十分綺麗な景色です。

でも旦那はもっと綺麗なところなんだ!と主張。だから2時間歩こうって。

「2時間も歩くならどうしてもっと早い時間に来なかったの!!」と腹立つ。

今から歩くならせいぜい片道1時間じゃない?

別の場所探してよー!とイライラする私。

ここではじめて役立った旦那のガイドブック。

いくつかポイントが書かれていて、もうちょっとマルセイユのほうに走ると

1時間ぐらいのハイキングコースがあるようです。

そこに行くことになり、6ユーロも払った駐車場は30分ほどで出る事に。

ああ、、お金がもったいない。

そしてたどり着いたのがここ。スギトンって名前がなんともかわいらしい。

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実はこのカランクエリアは夏場は山火事の危険性から立ち入り禁止になり

海側から船で近づくしかないのです。

その心配があったのですが、どうやらまだ何の危険情報も無く立ち入り可能でした。

立ち入り出来ないときは看板が出るようです。

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そしてそこから歩き始めました。

徒歩のみが許されている道。

歩きやすい道です。

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石ころの多い道でもこの程度。

私たちはジョギングシューズで歩きましたが問題なしでした。

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そして30分ぐらい歩いたら海が見えてきました!

なんだかすごい風景!

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でもここからが分かれ道。

山の上のほうに歩くか、下の海のほうに歩くか。

上にも下にも行きたかったので、まずは体力のあるうちに「上」に行きました。

まあ、どっちを選んでも上りと下りの組み合わせでしかないんですけどね。

「上」ってのはこの向こうのほうに見える頂上まで行くこと。

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ちょっと遠かったのと、ミストラルの強風で吹き飛ばされそうになりながら

手すりなんて一つも無いがけを歩くのは結構スリルでした。

でも景色が本当に綺麗で、うわーーーと叫ぶほど。

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かなり高い場所です。

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そして次は下に向かって歩きました。陰が無くて暑い。

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舗装された道は緩やかだけど距離があります。

途中、みんなが歩いたからなのか、近道できるような抜け道があるので

みんなそこに行くのです、それが結構足場の悪い山道・・・。

とにかく下る下る・・・。

ゴールが見えない・・・。一体何を目指して歩いてるのかわからなくなる。

暑すぎて意識も遠くなりそうでした。

そして綺麗な水が見えてきた!でもまだ結構下です。

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最後はもう岩を滑り降りる(まさしくそう表現するのが最適です!)

ずるずる降りて、「一体どうやって帰るんだろう・・・」と心配しながら滑り落ち、

だんだん海が近づいてきました。

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そしてとうとう到着!!

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本当に本当に本当に綺麗な場所。この水の透明さ、一体何なのー???

しかも砂浜せっまーーー!!20人ぐらいでもう場所がなくなるほど狭い海岸。

それでも岩のところなどに若者達があふれかえっていました。

このSUGITONのハイキングをスタートする街には大学があり、学生が多く

どうやらみんなその地元の学生っぽいです

あまりに綺麗で、泳ぐ気満々で海水浴グッズを持って行っていたのですが

滑り落ちた岩をまた戻ることを考えたら、ここはもうじっと休憩していたいそんな気分。

結局泳ぐことなく、こんな素敵な景色をずーっと見つめて30分ほど休憩して戻りました。

帰り道、どうなることかと思っていた岩は、

わかりますでしょうか、まるでロッククライミングですよ・・・。

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でもこういう岩は下るより登るほうが楽ですね。

なんて思っていたのは最初だけで、帰り道は過酷な山登りでした・・・。

唯一の救いは広大な景色。疲れるたびに景色を見て休憩しました。

結局なんだかんだと片道2時間ぐらいのハイキングになってしまいました・・・。

それでももともと旦那が行こうと思っていた場所より数倍綺麗な場所だったみたいで

私がゴネたことが結果としてよかったわけで・・・。

でももう2度と行くことは無いかも、というほど過酷な1日でした。

そして帰り際にCassis(カシ)の街へ。

田舎の港町という感じがしました。

カンヌとかモナコみたいな見るからにリッチな感じの人も少なく

のんびりとしたこじんまりした落ち着く港町でした。

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この街、ほんと気に入りましたー。

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旦那は奥に見える「城」に行きたい!といっていましたが

もうカランクのハイキングで疲れ果てて、あそこまで行く気にすらならない。

写真で我慢して!

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一番の楽しみだった日、喧嘩したけど結果として綺麗な景色も見れたし

ハイキングの後、カシで飲んだビールに食べたアイス、どれもおいしくて

すっかり楽しい1日に様変わりしました。

それにしても疲れたわ・・・。