Living in Germany

◆ドイツで暮らす◆

 

 

 

 

☆15年間の不妊治療の末に…

ある57歳の日本人女性に出会いました。

50歳になってから色々新しいことをはじめたのよ!と活き活きと語る女性でした。

ずっと働いてきて会社の役員にまで昇格して今もバリバリのキャリアウーマン。

お子さんはいないとのこと。

仕事に明け暮れて気が付いたらあんまり人生を楽しんでないなって思ってね、

しかも45歳まで不妊治療に時間もお金もつぎ込んだしね…

と、私が不妊で悩んでいることは初対面なのでもちろん知らずに話されました。

45歳までの15年間、不妊治療をしたとのこと。

でも授からなかった、今でもやはり悲しいし辛いけど、

もう今はどう考えても無理だしね~!って明るく語る彼女。

この底抜けの明るさ、人生を楽しんでるわよ!って幸せな様子は一体どこから湧いてくるのか

思わず私はこれから治療が始まることを伝えました。

こんなに今の自分の気持ちをわかってもらえたことに、

そして残念な結果の末に、今とても活き活きとされている姿を目にしてとても感激しました。

45歳で諦めた理由、旦那さんの気持ち、取り組んだ治療、当時の辛さ…たくさん話してくれました。

偶然にも旦那さんは同じ一人っ子で、孫を産まなきゃ!とプレッシャーもあったこと、

同じように子供を望んでいた旦那さんに2人の老後が楽しみだ!と言われた喜びと悲しみ。

そして今現在いち企業の役員でもある彼女が、

排卵日にタイミングを取りたくて、会社に内緒で出張をズル休みしたこともあるのよ!と。

短い時間でしたが、本当に勇気をもらえたし、

もし私達に将来子供が出来なかったとしても

この女性のように活き活きと生きていきたいと思えたし、

彼女のように「精一杯やったわ!」と言い切れる人になりたいなと強く感じました。

このタイミングで彼女に出会えたこと、彼女のおかげでポジティブに取り組めそうな気がします。

どのような結果でも将来、活き活きと人生を楽しむ人にならないと!