ドイツと言えば!のオクトーバーフェストに行ってきました。
今週末の10月5日までミュンヘンで開催されてます。
仕事関係で招待されたので半ば仕事上のお付き合いですが。
実はさかのぼること7年前。
当時付き合っていた旦那と初めて旅行したのがミュンヘンでオクトーバーフェストの時期でした。
もちろん会場には行ったのですが初日は雨で寒くてテントは入場制限で中に入れず、
翌日は晴れで逆にテント外の席も一杯で座れず、ただ通り抜けて終わった感じ。
ビールを一滴も飲まずに終わりました。あれ以来、行く機会もなく・・・。
なので今回、「ほぼ初めて」とも言えるオクトーバーフェストに行くことができました。
ものすごくいいお天気だけど月曜日。月曜日から飲むなんてねえ・・・って思ってましたが
世界最大のビールの祭典に月曜日も週末も無く、ものすごい大混雑でした。
テントはこちらのテント。(テントっていうより建物ですけどね・・・)
中に入ったらもうものすごい熱気。
こちらのテントは約6000人収容可能だそうです。きょえーーー!!
みんな飲んでる。当たり前だけど、みんなビール。
オクトーバーフェストで振舞われるビールは基本1リットルジョッキ。
小さいのは「無い」と言われました・・・(笑)
ちなみにテントによって多少の差はありますが1杯約10ユーロ(1300円ぐらい)
私はビールだと重いのでRadllerというビールとスプライトのミックスを!
とはいえ2リットル飲みましたよーー!
ものすごい重いビールをさくっと運ぶお姉さん達。
ご飯は鶏肉をいただきました。これもオクトーバーフェストの定番ですね。
色んな方が招待されていて見知らぬ人ばかりでしたが
みんなビールを飲んで陽気で話しやすかったです。
最初に同じ席になった方はリトアニアの方、エストニアとラトビアには行ったことがあるのに
唯一行ったことのないバルト三国、リトアニアは首都名すら思い浮かばず
話が盛り上がらなかった・・・。後悔。
どんな国のことでも何か一つぐらい知っておけば話のきっかけにもなるし、
行ったことがあれば尚更話ができるんですけどね。
オクトーバーフェストは、思い描いていたとおりの酔っ払い祭り(笑)
自分の中でアルコールをセーブし完全に酔っ払うことのない身にとっては
冷静になってしまってちょっと冷めてしまうんですよね。面白くない奴です、私。
一緒に盛り上がれる方が楽しいでしょうけど、
フラフラで千鳥足の人とか見ると「しっかりしなよ」っ思ってしまいます。
楽しく飲んで陽気になるぐらいでいいのですが、それ以上の人結構いました・・・。
私以外の人は何度もオクトーバーフェストに来ているのか別に目新しくは無い様子で
最初から最後まで(6時間ぐらい)、ずっとテントで飲んでたのですが
私は次いつ来れるかわからないしちょっとは会場をブラブラしたかったので
誘ったのですがみんな飲み続けたいらしく私は結局ひとりぼっちでブラブラ。
さみしい奴でしたね、はたから見たら。
変な酔っ払いも絡んでくるし一人歩きはあまり勧めません。
人は多いし警察も多いから怖くはないですけどね。
仮設とは思えないほどの本格的な遊園地。
飲んでから乗ったら完全に酔いが回りそうな乗り物が一杯!
私的にはこれ、かなり見ていて面白かった!
上り坂になっているところを異様な速さのベルトコンベアでひょいっと上まで運ばれるのですが
酔っ払ってるからみんなグダグダ・・・・。転ぶ人、最初から立てない人・・・笑えました。
あとは滑り台で降りてくるだけというなんともシンプルなアトラクションなのですけどね。
トリックの山田奈緒子を思い出した見物客の少ない手品とか。
オクトーバーフェストは東京ドームの9倍ぐらいの敷地らしいです。確かに大きいです。
テントがどれも巨大ですしね。
時間も遅かったので入場制限も無かったし
せっかくなので端っこから色んなテントに入ってきました。
どこに入ったってみんな飲んで歌っての大騒ぎ。
だいたいどこも雰囲気は似てました。
でも地元の人いわく、若者がうるさいテント、雰囲気の良いテントなど色々あるそうです。
食事にこだわるテントとか、ビールではなくワインのテントも。
最後の方はみんな盛り上がって椅子やテーブルの上に立って飲んで歌って踊って。
いやーほんとみんな盛り上がってました。
翌日話したドイツ人いわく、テントの中はものすごい人と熱気で
座っていると人に埋れちゃって苦しいからみんな上に上に上がるのよ。
立つ→椅子の上に立つ→テーブルの上に立つみたいにね、って。お行儀悪いですよねー。
テント内では音楽の生演奏があって
てっきりオクトーバーフェストの伝統的な歌かと思いきや
ヒット曲、懐メロなどなど色んな曲が流れていい雰囲気でした。
ヤングマンとか大盛り上がり!
もちろん2年ぶりにバイエルンの伝統民族衣装Dirndlを着ました!
衝撃的なブラウスのこととか書いた過去記事。
7年前にも感じたのですが、DirndlとLederhoseの伝統衣装が当たり前なぐらい
普通の服装の人の方がよっぽど少ないですよね、スーツなんて着てたら逆に浮いちゃうぐらい。
ぱっと見たところ7割から8割は民族衣装だった気がします。
この時期はミュンヘン空港のルフトハンザスタッフも着ているし、
実際見たことはありませんが機内のCAさんも着ている人がいるらしい。
女性のDirndlに色やスカートの長さとか微妙なデザインの違いがあるように
男性のLederhoseも微妙に違ってるんですよね。
サスペンダーと胸当て?のついたこのタイプが多いですが子供っぽく見えるので
若い人や細い人は少年っぽくなってしまいます。それはそれでかわいいですけどね。
お腹ぽっちゃりのおじさんとかはかなりかわいらしいですけどね。
BILDのサイトにバイエルンミュンヘンの民族衣装姿がありました。
バイエルンミュンヘンだから赤いシャツを着ていますが
青とか緑とかいろんな色があります。白の人も多いです。
私が好きなのはこのズボンだけのタイプ。これも同じくBILDのサイトから。
男前マリオゴメスのショットです。
シャツも微妙にフィットしてて足が長いからこそ似合うスタイル。
この格好が私は好きだなーと。
オクトーバーフェストの時期はホテルも高騰するので街には泊まれず
かなり郊外に泊まることになり、23時にはオクトーバーフェストを出たのに
ホテルに着いたのは深夜1時でした。疲れた・・・。
ドイツに住みながらオクトーバーフェストにちゃんと行けてなかったのでいい機会になりました。
ちなみに、オクトーバーフェストのこと、地元の人はWiesen(Wiesn)って呼んでます。
ホテルは高いし飛行機も混んでるけど、機会があれば是非~。