Living in Germany

◆ドイツで暮らす◆

 

 

 

 

☆パパとママのいない今年のクリスマス

クリスマス終わりました!

 

ドイツでは25日、26日の2日間が祝日でクリスマスのお祝いの日です。27日から通常に戻りますが1月6日まではクリスマスツリーを飾ります=クリスマスの雰囲気は続きますが、私はもう毎年27日には完全に通常モードに入ります。

 

今年、パパとママ(義理両親)が立て続けに他界し、あれだけ毎年旦那の実家で地獄のようだったクリスマスが突然なくなりました。

 

そんな、パパもママもいなくなったクリスマス、もしまだパパとママがいたら楽しかっただろうなということも時折考えましたが、

 

もしママが今一人で残っていたら・・・

 

と思うと、きっと例年以上のストレスを抱え、例年以上にママと濃い時間を過ごし、例年以上に疲れきっていたことと思います。きっとママはママで「もっと相手をして!」と不満が出ていたでしょうし、そういう意味ではパパとママが今年も今までと一緒に場所は変われど天国でクリスマスを迎えることが出来たということはママにとっても幸せだったのではないかと思います。

 

パパもママもいなくなったクリスマス、こんな感じでした。

 

クリスマスはTHEドイツ料理が食べたいんだと、日頃ドイツ料理を一切作らない私に代わり、旦那が料理をするんだと張り切って買い物にも行きました。私は旦那に任せようと思う反面、日頃全くやらないし、過去に数回作ったことがありますが味もだし、全体的に色々大変なので手伝うことになるだろうとは予想してました。が、もう先回りして私が作ることを想定して私もこっそり計画しておきました。まっ、結局それが功を奏したんですけどね。

 

12月24日はツリーを飾り、サンタクロースがプレゼントを持ってくる日。午前中は家の掃除をし、お昼ご飯の後、事前に買っておいたクリスマスツリーの木をリビングに運び入れる。地下ケラーに保管していたのですがアパートの共有階段は落ちたもみの木の葉っぱで大変なことになりその掃除から始まる。

 

木がまっすぐ立たないので何度もやり直しながらだんだん旦那がイライラしてくる。無事、木が立ったので飾り付けだー!と先ずは例年通りランプから始めます。

 

こちら、昨年の記事です。こちらからお読みいただけると今回の記事がわかりやすいかと(笑)

 

www.livingingermany.me

 

昨年、ワイヤレスのランプにしたい私とケーブルにこだわった旦那とですったもんだがあり、結局通販が届かずで何も手に入らず、実家にもともとあったランプでしのいだクリスマス。

 

今年はその時に使ったランプがそのまま家にあるのでそれを使うことに。

 

が!!!

 

ランプが点かない!これね、ランプが点かないっていう簡単な嘆きではなく、箱から取り出し、ケーブルに取り付けられた20個ぐらいあるランプの電球部分を先ずは全て取り外し、ケーブルだけにしてツリーに巻きつけて(ぶつかったりして電球が割れないようにということらしい)、そしてランプを再度全て取り付けてから「さあ、点灯!」なわけです。ここで「点かない!」となるまでに相当な時間がかかっているのです。

 

何をしてもつきません。っていうか何かをするほど精密な機械でもないし。おもむろにスマホで調べだす旦那。いやいやそんなん、何のヒントを得ようとしてるんだ?。

 

私は、旦那には申し訳ないけど心の中では笑ってました。っていうか祈ってました「壊れろー、壊れろー」と。もう時代はワイヤレス。こんな40年近く古いものを使っていること自体時代遅れじゃー!この機会に買い替えじゃー!と。

 

クリスマスにツリーのランプが点かないなんて旦那にして見たらこの世の終わりのような状況です。

 

「他にランプあったよね?」と聞かれましたが、「実家のどこかにはあると思うよ」って応えるしかなく、あるのは確か。絶対にある。同じメーカーで同じだけ古い全く同じもの。

 

「実家に取りに行ってくる」とのこと。この段階で15時ごろ。もう今夜の夕食は旦那が作れるはずが無いと悟り、私は夕食作りを始める、というか本当は前日から下準備してました。

 

「今日はサンタクロースもくるし、娘も長い夜になるからお昼寝をさせたいけれど、最近家ではなかなか寝ないので、実家に行くなら車で連れてって頂戴!そしたら車でお昼寝するから!じゃないと夜、せっかくのクリスマスがグズグズしだして何も出来なくなるよ!」と何の害も無いことをお願いするも、「連れて行ったら色々時間がかかる」と意味のわからないことを言い出す始末。いやいや寝てるから、実家でちょっと物を取りに行くぐらいの間、家の駐車場で寝かせておいたらいいからというも、頑なにそれを拒否する旦那。ここで喧嘩勃発。

 

あんたが作れない夕食を作ろうとしてるし、娘の相手してたらなかなか進まへん、車で昼寝させることのどこが大変やねん!とまでは言わなかったけれど、「は?なにが大変なん?」と言ってみたが拒否され怒って出て行こうとする旦那に私がキレた。

 

出来れば喧嘩なんてしたくなかったけどさ。結局娘は連れて行かれぬまま、もちろん家でも昼寝なんてしませんでした。もう娘が眠くて泣いても知らないからね。私は構わないけど。

 

旦那不在中に、夕食準備を進めることに。旦那の希望はリンダールーラーデン、みたいな名前の要するに野菜の肉巻き。

 

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この料理に使う専用の牛肉が売られていますが、ドイツ的には薄いけれど、日本的には薄めのステーキぐらいの分厚さ。これで巻くからものすごい巨大。

 

煮詰めれば煮詰めるほど肉がカッチカチになっていきます。でもママのもこんなんだったし。

 

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ドイツ料理、ドイツ料理って言うけど鍋で煮るかオーブンにぶち込むかなので、ものすごい簡単。っていうか楽。これを「特別な料理」ととらえている旦那(&旦那ファミリー)。

 

同時に、友達に連絡し友達の所に予備のランプがあるし必要なら貸してもらえる!という手配まで取っておきました。

 

無事、実家でランプを見つけて帰ってきた旦那。私の心の中→「えーーー、あったのかよーーー、もー、見つけんなよーーーー」。

 

とりあえずそこからツリーの準備を進める。家に充満するお肉の匂いに気づき「作ってるの?」と旦那。「ええ、昨日からね」と喧嘩モードの抜けない私。

 

自分が作りたかった、というか私が作れると信用していない旦那。そこで何の役にも立たないママが使っていたと思われる料理本を見せ、「ママのレシピ本だからこれ通りにやってるから!」と安心させるが、野菜の肉巻きにレシピなんぞ無く、一応事前にいくつかレシピを調べたけれど、もう「転写ですか?」と思えるほどどのレシピも同じ。

 

こんな写真ひとつ無いレシピ、見てもなんの役にも立たん!

 

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一応、旦那を納得させるのには役立ったレシピ本。即お役目終了!

 

実家でランプを見つけたときに、オーナメントも見つけてきた。実家のオーナメント、私はあまり好きじゃない。あまりに古くて紐が切れていて、それを首に巻きつけて首吊り状態になっているオーナメントもあるし。

 

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旦那は思い出が一杯なんだそうで。

 

とりあえず完成。

 

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きらびやかな感じではない、素朴な感じです。ドイツのツリーはこういうのが多い。手作りしたり、友達がプレゼントしてくれたりとオーナメントも少しずつ増えています。

 

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このランプ、来年も点かなかったら大変だから「予備のランプ(電球部分)を買っておく」らしいです。頑なにワイヤレスを拒否する旦那。

 

無事、サンタクロースもやってきて、プレゼントも届き娘も大喜び。どのプレゼントもツボを得ていたようで、プレゼントの象さんのパジャマを着て、金色のプリンセスの靴を履いて、おもちゃのアクセサリーをつけて、赤ちゃん人形用のミルクを片手に人形にミルクをあげながらはしゃいでいました。よかったよかった。

 

そして夕食。私ね、いつもやってしまうこと。それは「前菜とデザートの存在を忘れること」。もうこういうコース料理的なものが身体に染み付いてないから、その準備や存在をすっかり忘れてしまうのです。

 

ということで、ものすごい簡単な冷蔵庫にあったものだけで作った前菜。

 

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ほんと寄せ集め感が漂ってますね。

 

そして出来上がった肉巻き。切らずにそのままお皿に載せるのがママ流。1個どころか半分食べるので精一杯。

 

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付け合せの赤キャベツ、にんじん、じゃがいも、も「ママのお料理を完全に再現!」っていうか別になんの「味付け」も無いので、ママの味とはいえないけれど。

 

食器も実家から持ってきたもの。こんな時しか使わないけど。ここで使わないともうずっと使わないと思われたので、無理にでも使うことに。

 

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牛肉はパサパサでカチカチ。ソースが何とかそのパサパサ感を和らげるのもママのお料理そのもの!旦那は「すごい!ママと同じぐらい美味しい!」とのこと。褒められても何も嬉しくないけど、「再現力」はバッチリかと!

 

昼寝せず機嫌が悪くなるかと思った娘は、昨年のクリスマスにオミからもらった子供用のクリスマスソングのCDにノリノリで、ご飯の後は寝るまでずーっと音楽に合わせて踊ってました。

 

最初は一人で踊っていたのですが、「パパもママも!」と3人でただただひたすら踊るという夜になりました。CDの曲の合間におじさんの話みたいなのが入っていて(たぶん歴史とか)、時々流れてくるおじさんの声の間だけ休憩OK、私はその間に食器の片付けなどを。曲が始まるとまたダンス、というのをずっと繰り返しました。

 

娘のおかげで楽しい夜になりました。パパとママがいなくなって旦那に悲しい気持ちにはさせたくなかったけど、願っていた通り笑いながら過ごせたので良かったです。

 

これがずっとこの先、我が家の定番クリスマスになるのかな。娘はこうやってクリスマスを過ごし大きくなっていくのかな。旦那がクリスマスにかける思いみたいなのを見ていると、娘にも同じようにクリスマスがとっても大切なもの!となるならそれはそれで嬉しいことかな。

 

25日以降も色々また続きを書きたいと思います。