Living in Germany

◆ドイツで暮らす◆

 

 

 

 

☆おじさん夫妻の終活話と相変わらずな実家の片付け

クリスマスの時にお邪魔した、旦那のゴッドファーザー夫妻のおうち。

 

うちから車で30分ほど更に田舎に行ったところ。豪邸の立ち並ぶ一角におじさんたちは住んでいます。ものすごい大豪邸ではないけれど、外から見ただけでも「デカッ」と思うほどはあります。そこに夫婦2人で生活。75歳と76歳。一人娘はアメリカで結婚して生活しています。

 

そんなおじさんたちの、いつの日かやってくる最期のときに向けての準備、今の言葉で言うと「終活」というのでしょうか、そういう話を沢山聞きました。

 

旦那の実家の片付けもやっているし、どうしてもそういうテーマになりがち。

 

前に書いた記事ですが、このときにもゴッドファーザー夫妻と片付けについて話したのでした。

 

 

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一人娘はアメリカにいるし、今後ドイツに帰ってくることも無いであろう状態。だから娘に迷惑をかけないように、奥さんの弟に全ての判断(医療的なこととか家のこととか)を任せているし、その(弟に全て一任すると言う)書類や遺書も書いてある。

 

保険や年金などは全てファイルに入れ、各種番号、詳細は一目でわかるように書類にしている。その他、定期的な支払いは何があるのかなどの全てがわかるようになっている。

 

お墓は手入れが大変なので不要。すでに同じ意思をもつ友達グループで数年前に「木」を共同購入しておりそこに骨を埋める、森の中なので手入れなどは不要。わかるように目印はつくらしい。

 

今回は話してませんでしたが、いつだったか必要になれば入れる介護施設を予約しているとかも聞いたことがあります。

 

とても準備が整っていて感心するばかり。すべてパパとママが出来ていなかったこと。

 

家の片付けも進めているとのこと。でもこれはまだまだと言った状態。それでも意識するのとしないのとは大違いで、機会があればすぐに手放せるように何がどこにあるかなどはよくわかっている様子。価値のあるものはebayや新聞の情報欄に広告を載せて売っています。

 

それでも、アメリカに行った娘のものは全てまだ家にあるし、娘が子供の頃遊んでいたおもちゃも全て保管しています。クリスマスの時、うちの娘がその昔遊んでいたと言うレゴで遊ばせてもらいました。その辺の保管具合は、旦那のところと似てる・・・。

 

家はかなり大きくて、アンティーク調の家具も沢山あるし、本も本棚にギッチリ入っているし、「片付ける」という観点から家を見渡すと、「大変そうだなあ・・・」という印象を受けます。おじさんもジオラマが趣味でパパほどではないけれど沢山持っているし。

 

今回おばさんがキッチンで色々と作業をするのを見ていましたが、キッチンの引き出しとか棚はモノが適度に入った状態で、ギューギューではなく、とても整理された印象を受けました。

 

よく本などに登場する「ドイツ人の家」みたいな、掃除とか整理とかが整っている印象はすごく受けます。パパやママとは大違いです。

 

確かに家具とかモノは多いし、旦那の実家に比べたらもっともっと広い家なのでその分片付けも大変だと思われます。だけど書類などが本当は一番大切なことだし、それをちゃんとやっているから感心します。

 

パパやママはこのおじさん夫婦の話を聞いて何か感じなかったんだろうか・・・、ちょっとは見習ってくれたら良かったのに・・・。共同で木を買ったという話を聞いたとき(今から5年ぐらい前かなあ)、ママが「あの夫婦、木を買ったんだって、死んだらそこに入るみたい、今から死ぬ時の話なんてねえ、そんなこと考えてるなんて縁起が悪いわ」って言っていたママのことは私、はっきり覚えています。

 

そして、すごくうらやましいと言うか、こうあるべきだな、と思ったのは「家のお手入れ」をちゃんとしていること。家具やモノさえ取り出せばすぐにでも誰かが住める状態です。一部屋としてまともに使えない状態の旦那の実家とは大違い。

 

おじさん夫婦もそこは意識しているようで、毎年計画を立てて家のどこかを修理したり新しくしているそう、そうしないと家は劣化するし、一度にやるのはとても大変だからとのこと。持ち家に住む人の鏡ですなあ。

 

私達もパパとママを反面教師に、おじさん夫妻を見本にして色々考えながら生活したいと思います。

 

かなり片付けたと思っていた旦那の実家ですが、新しい棚に手をつけた矢先からこの有様。

 

綺麗な箱を開けると・・・

 

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封筒の切手の部分だけが切り取られたものが山ほど。

 

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これ、もう山ほど処分したのにまだあるの・・・・?何がしたかったんだろう。珍しい切手だったの?箱に詰めてそれからどうしようと思ったの??

 

そして、パパが昔持っていたカメラとか双眼鏡とかがこれまた沢山出てきました。一つ一つ中を見て、まだ使えるのか使えないのかを確認。使えるものは全てその場でスマホから操作してebayに出しました。ひとつでも売れたらありがたい。双眼鏡は意外にも人気があり、ロシアから連絡が来て「ロシアに送ってもらえないか?」と質問が来たり。

 

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一眼レフのカメラなどもありましたが、多くが乾電池が液漏れを起こしており、電池のところがもう真っ白でぐちゃぐちゃ・・・。これでは使い物になりません。

 

ホント、相変わらずまともなものが出てきません。

 

こういう作業をすればするほど、いくら生前よくしてもらえたから、いくら旦那の両親だからとはいえ「憎しみ、苛立ち」が日に日に増えてしまうのは義理の家族だからでしょうか。もっと広い心で、優しい気持ちで片付けが出来たら良かったんですけどね。一箇所でいいから、たった一箇所、たった一つの引き出しでもいいから「あー、とってもちゃんとしてたんだな」とかポジティブな気持ちで片付けに取り掛かりたかったです。