Living in Germany

◆ドイツで暮らす◆

 

 

 

 

☆電車で隣のお兄ちゃんに勘違いされたひとこと

娘は「おにいちゃん」「おねえちゃん」「おばちゃん」「おじちゃん」というのを娘なりの尺度で使い分けています。

 

人を見かけては「おにいちゃん、じてんしゃのってるー」「おばちゃん、ぼーしかぶってる」など何でも声に出すのがブーム。

 

電車でも「おねえちゃん、ほんよむね」「おばちゃん、めがね」など色々と見てはよく声に出します。幸いドイツだし周りの人もわかっていないので気にしなくていいのですが、そんな中、先日起きた出来事。

 

私と娘の横に、黒人のお兄ちゃんが座っていました。

 

スマホを触りだしたので、娘が「おにちゃん、もしもしね」と言ったとき、その「おにいちゃん」という言葉がどちらかというと最初の「お」と最後の「ん」が弱いと言うか、「にいちゃ」という感じで聞こえたこともあってか、そのお兄さんは顔はスマホに向けたまま、人差し指で「ダメだよ」というようなジェスチャーを取りながら「ノーニガ」というような言葉を言ってきました。

 

私はその場ではすぐに良くわからず、ただ何かを「ノー」と言ったなということはわかって、その直前に娘が言ったのは「にいちゃ、もしもししてるねー」という言葉。

 

少し考えて気づいたのは、きっとお兄ちゃんは「ノー・ニガー」って言ったんだなと。そんなこと言っちゃダメだってことを注意したんだな、と少しして気づきました。

 

でももう、ちょっと間もあいてしまったし、私も謝ることも無く、かといって「違うんです、娘は日本語でおにいちゃんと・・・・」なんて説明することもなんか変だし、結局そのまま何もリアクションを取らないまま終わりました。

 

その後も、いろんな人を見ては話す娘に「そうね、おにいちゃんね」とわざと「おにいちゃん!」と強調して言ってみたり、さっきのは、おにいちゃんって言いたかったんですってわかってくれるかしら?なんて思ってみたり・・・。

 

娘の無邪気な言葉で、お兄ちゃんに嫌な思いをさせてしまったこと、謝ることも、言い訳することも何も出来なかった自分、なんかその日はそのことでちょっと落ち込みました。

 

それと同時に、お兄ちゃんもだし、私達もだし、本当にいろんな国の色んな人種の人たちが住んでいるなあと改めて実感。あまりに当たり前すぎていろんな人がいることも全く違和感がなくなってきているのですが、色んな国の色んな言葉を話す色んな人種がいるからこそ、ちゃんと理解しておかなければいけないこともあるな、これから娘が大きくなっていく中でそういうこともちゃんと教育していかなければな、と思った出来事でした。