Living in Germany

◆ドイツで暮らす◆

 

 

 

 

☆「本」を贈る文化が根強いと感じる

プレゼントに「本」を贈るってこと、ドイツでは結構多い気がします。子供への「絵本」ではなくて、大人の普通の本。クリスマス前の本屋なんて大混雑ですから。

 

旦那も今までよく本を貰っていました。本って好みもあるし、貰ったけれど読んでいない本が結構溜まってます。特に高齢の方々からのプレゼントに本が多い気がします。

 

 

 

少し前の話なのですが、昨年のクリスマス時期に本屋にいたら、おばあちゃんが店員さんに相談していました。

 

「今度孫が友達とアメリカに3週間の旅行に出るのよ、電車に乗ったり移動時間も多いみたい、そんなときに読めるアメリカの観光本ってあるかしら?」

 

という相談。それを聞いた店員さんが、これとか・・・これとか・・・と勧めるがどれも辞書級に分厚い。ガイドブックというよりは写真集みたいなのとか、歴史本とか、とにかく分厚い。

 

それをチラチラっと横目で見ていた私は「そんなん旅に持って行くなんて邪魔!重すぎるしデカすぎるわーーー、選ぶならもっとコンパクトな本にしなよー」と思うも、店員もごっつい本ばかり勧める。

 

おばあちゃんはそのうちの1冊に決め、「本当に丁寧に相談に乗ってくれてありがとう」と感謝してレジに向かいました。そりゃ店員は優しかったけど、その本はやめておきなーーーと部外者の私が言いたいぐらいでした。旅に出るお孫さんがかわいそうでならない・・・。

 

ドイツ人は休暇も長いし、バカンス先でゆっくり本を読むってのも普通なのかもしれませんけど、でもねえ・・・。

 

 

 

 

旦那の実家にも山ほどの本がありました。もう本当に山ほど。ほぼすべて処分しました。寄付するにも本は重くて持って行くのも大変、結構揃っていた百科事典みたいなのはebayで格安で出したりもしたけど、ネット時代の今、そんな百科事典に問い合わせなんてありゃしない。

 

いくつかは買い取り業者に買い取ってもらいましたが、多くは処分。もったいないけれど、引き取ってもらえる先もなく(図書館なども断られるらしい)。

 

その本の中に大量にあった、国や町の写真集。ガイドブックではなく、結構分厚い写真集で歴史とかの解説も載ってるような。そういうのが好きな方がいたら申し訳ないのですが、私としては「そんなん見るの?」っていう本。しかもどれも画像が今一つ。もっといい写真なかったの?みたいな。

 

思い出に買ったのか、行きたくて買ったのか、はたまたプレゼントされたのかわからないけれどたくさんありました。すべて処分しました。うちで引き取っても絶対に見ない。まず私たちには縁もゆかりもない土地の本、旅行に行ったならまだしも全く関係ないし、そしてそれぞれが見事に分厚い。重い。

 

なーのーにー!!!

 

そんな無駄に分厚くて重たい観光本がうちにやってきた。ベルリンの伯父さん夫妻から私たちへのプレゼント。

 

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出たー!

 

ポツダムの街の写真集。ポツダムは前に伯父さん達と観光した町。確かに綺麗な町でしたよ。だけどね・・・・、別に写真集はいらんわ!

 

なーんて言えるはずもなく・・・。旦那も喜んだフリをしてましたが(フリだったのかどうか別に確認してませんけど)、家に帰ってもちろん1ページも開いてないし、その存在すら忘れてるかの如く見向きもしないですけど、うちの本棚に入れるしかなく・・・。

 

 

 

昔、スティーブジョブスの本が出て結構売れた時がありましたよね。10年近く前かなあ。あの頃、健気に旦那ファミリーとのクリスマスプレゼントとかを必死に探していた私は、旦那にあの本をプレゼントしました。20ユーロ以上したと思います。分厚くて重たい本。プレゼントに希望はされてなかったけど、読みたいって言ってたし。

 

あれから10年近く経ちますが、いまだにその本はビニールのカバーがついたまま新品の状態で本棚にあります。今の私なら絶対に送ることのない類のプレゼントですが、当時は考えもせず旦那が喜ぶかなって買ったんですよね。

 

たぶん、いや絶対、これからも、この先もあの本が開封されることは無いと思います。無駄な買いものでした・・・。