Living in Germany

◆ドイツで暮らす◆

 

 

 

 

☆ドイツ人が人を褒めるときに使う言葉

人を褒めるときって、例えば仕事で誰かを褒めるとき、

 

仕事がはやい

仕事が出来る

仕事が的確

 

などという言葉が使われるかと思います。

 

 

 

それはドイツでも同じなのですが、同僚に限らず人を褒めるときに使われる言葉で

 

unkompliziert

 

という言葉を使うことがあります。これは読んでそのままkompliziert、英語でいうところのcomplicated、その言葉の「反対」です。つまり「面倒じゃない」みたいな感じかな。

 

ドイツ語で使われるところを聞いていると「面倒じゃない、理解しがたい」というより、もう少し何というか「人間的にややこしくない」っていうようなニュアンスで使われているように思います。

 

どこの国でもどこの世界でも「ややこしい人」っていますよね。ものすごいややこしくなくても、いちいち何かが面倒だったり、話が別の方向に行ったり、口だけ出して来たり、とにかくサクっと進まない感じの人。とはいえ「あの人はkompliziertだ!」というような言い方をすることはあまりなくて、どっちかというと誉め言葉で「あの人はunkompliziertだ!」と使われる方が多いかな。

 

もちろん色んな褒め方があるし、他の表現も色々あるのですが、私は「unkompliziert」と言われるとなぜか無性に嬉しい。まあそれはつまり私は「kompliziert」な人が苦手なんだろうなということを証明してるのかもしれませんけど。

 

 

 

 

日頃、ドイツ人だけでなく色んな国籍の人と仕事をしていますが、もちろん多少の文化的な違いなどもありますが、結局のところ「人と人」のことである以上、あれこれあるのはどこでも同じかな、と思います。

 

今、主に仕事をドイツ人の同僚2人とわたしの3人チームでやっているのですが、私以外の2人はもちろんドイツ人同士なので言葉も何の問題もありません、ベテラン女子と新人男子。そんな2人の会話を聞いていても私は何の違和感も感じないんですけれど、どうやらベテラン女子から新人男子への話し方に嫌な癖があるらしくて、「そんないい方しなくてもいいやん」という感じらしいのですが、外国語として聞いている以上、そういう部分って見えてこないんですよね。

 

日本語でも同じだと思います。全く問題のない会話だったとしても、会話的には何にもおかしくないけれど、でもちょっと嫌みっぽかったりすることってありますよね。

 

そういうことだと思うのですが、その部分がどうしても私はわからなくて、2人の話のどこにそういうネチっとした部分があるのかわからないのです。それでも他のドイツ人同僚に聞いてみたら「あー、あー、わかるー」ってなるのでやはりネイティブにはその癖のある感じが伝わっているようです。

 

なんというか私はこれはもう限界だなと思ってしまいます。外国語である以上そこまでわかることは難しい。そもそもドイツ語を聞き取る、ということでいっぱいいっぱいなのに!

 

新人男子君もとても上手く切り返しているようで、はた目にはとても良い関係、チームワークで回っているように見えるのですが、どうやら彼、かなり色々と我慢をしている様子。

 

 

 

新人とは言え、もう入社して9か月近く経っていて、仕事の経験も豊富だし全く新人っぽく無いので私もすっかり頼ったりしてるのですが、どうやらそういう新人っぽくないところが気に入らないのか、ベテラン女子の風当たりが強いらしい。

 

私は育児休暇から戻ってきてこのベテラン女子と同じ仕事になったのですが、最初はちょっとやりにくかったというか彼女の仕事のペースやこだわりが掴めなかったのですが、今はもう別に何とも思ってなくて仲良くやってると自分では思ってますが、もしや私が彼女のその言葉の節々から出ているシグナルに気づいてないとか!?

 

新人男子くんは私と仕事をするときは「助かるよー」「君と仕事をするのは楽しいよー」とか、上にも書いた「unkompliziert」だと言ってくれるので、本心だと願いたいのですが・・・まあ人が集まればなんだかんだとあるのは当然、という感じですよね。

 

そういう色々を含めて、面倒なこともありますけど、仕事があるということはありがたいことだなとつくづく思いますし、そういう毎日でも逆に沢山の面白いこと、楽しいこともありますからね。