Living in Germany

◆ドイツで暮らす◆

 

 

 

 

☆4歳の全身麻酔とその後の娘

さて、全身麻酔で治療です。

 

まず歯医者に行くと、麻酔科の先生から説明がありました。小児科の麻酔の先生が定期的に来る日というのがあるようでその日に麻酔が必要な治療が入るそうです。

 

先生は優しそうなおじさん。説明もわかりやすく、どういう流れになるのか、目が覚めたときのこととか色々説明を聞きました。先生も目が覚めるまで付き添っているとのこと。

 

 

 

まずはZaubersaftと名前の付いた「魔法のジュース」を飲むことに。シロップのようなものを大匙1杯ほど。娘曰く美味しくはないらしい。前日に先生から娘に「Zaubersaft」を飲むってことも伝えられているので娘もすんなり飲みました。

 

これを飲むと30分ぐらいかけてだんだん意識がふわっとしていくらしい。娘の場合、笑い上戸になって、へらへら、へにょへにょしだして、眠いのか目をこするけれど眠ることはない。受け答えも予想以上にはっきりはしていました。その日、もう一組麻酔の子がいてもう少し大きな子だったのですが、その子は娘以上にフラフラしたり笑ったりしてました。娘は大人しい方だったのかな。

 

そして、診察室に入り私が抱っこした状態で手の甲から注射しての麻酔、娘も見てはいるけどもう何が起きてるのかわからない感じで、痛いとも言わず。これは5秒もあれば効きますよと言われていて、注射が終わりきらないうちからぐっすり寝てました。そのまま診察台に寝かせるところまでは私が立ち会いました。

 

その後、20分ぐらい待つと先生が来てくれて、麻酔がしっかり効いていて心配ないということ、またレントゲンの結果を持ってきてくれました。神経の方まで達しているので歯は抜くことになるとのこと。詰め物はないそうです。レントゲンでもすでに下の方から永久歯が見えていて、まだまだ時間はかかるけれど、とりあえず乳歯が人より早く一本抜けたとでも思っていたらいいと思いますよ、と。あとは歯の隙間を定期的にチェックし、必要であれば夜寝るときにマウスピースをはめるなどの対応をするそうです。

 

ということで銀歯の懸念は無くなりました。いいのか悪いのか、とりあえず「抜く」ということで治療をすることに。90分後に戻ってきてくださいと自由時間となりました。

 

 

 

その後、戻ったら全て無事終わったこと、まだ麻酔で寝ているということ、またその日のこれからの過ごし方についての説明がありました。

 

家に帰って2,3時間は横にして寝かせるように、一人で階段、キッチンなど歩かせないように、必ず今日は常に見ておくように。意味もなく泣いたり、愚図ったりするけれど普通のことなので全て受け入れてあげて!そして麻酔によって意識がすっぽり抜けていることがある、治療だけではなく、今日1日のことも歯医者に行ったことさえ忘れる子もいるけれど、これもいたって普通、だから全く心配しないで!とのこと。翌日からは普通に過ごしてよいそうです。

 

その後、診察室から休憩室のようなところに連れていかれた娘がベッドに寝ていて、20分ぐらいで目が覚めると思うので、目が覚めたときにママがいるってことが大切だからずっと横にいてあげて!少しずつ体をゆすったりさすったり、刺激してあげてね、とのこと。

 

時計は見ていないけれどそれから何分たったのか、なかなか娘は目覚めず、気持ちよさそうに寝ています。先生が入れ代わり立ち代わり見に来てくれて、まだ寝てるわねー、引き続き起こす方向で体を刺激して―!などと指示がありました。指先に酸素計測?の機械が付いていて、手の甲には針がまだ刺さっていて痛々しい。歯を抜いたので血が出ていること、鼻から管を通しているので鼻血なども出るかもしれないが心配いらないと聞いていたけれど、血が出てきて可哀そう。

 

なかなか起きないので、先生がブランケットに手を入れて太もものあたりをグイっとつねったのか娘がパっと目を覚ましました。その瞬間泣き出しました。抱っこしてもよいとのことで抱き上げて、それから私のひざでシクシク泣いて、もう全く1センチも離れない感じでギューッと抱き着いていました。

 

歯が抜けた場所からの出血と鼻血で娘の服も私の服も血まみれ。たまたま濃い色の服だったのであまり目立ちませんでしたが、目立つと娘も不安だっただろうから目立たない色の服で正解。これもし旦那だったら服に血がつくとか言ってそっちが優先になるに違いない。血なんて洗えば取れるのにね。

 

 

 

帰宅の許可が出たのでタクシーを呼んでもらって家に帰りました。抱っこから離れないので上着を着せるのも大変。もう抱っこするような軽さでもないので、タクシー下りてから家までのたった数歩でも大変。

 

家でも私から離れませんでしたが少し経つと安心して「テレビ見たいー」「お腹すいたー」と言い出しました。食事にありつけたのが16時。朝から飲まず食わずでしたからお腹ペコペコ、私も娘に付き合って食べてないのでペコペコ。

 

結局寝ることもなく、いつもより些細なことで泣くというぐらいであとは普通でした。

 

その日は沢山テレビ見て、お菓子食べて、娘にとってはパラダイス。歯医者のことはとりあえず話はせず、私もあえて触れないようにしました。

 

初めて抜けた歯。

 

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こんなかわいい容器に入って頂きました。落ち着いたら、娘と一緒に中を見ようと思ってました。とりあえず、今はまだ治療のこととか思い出したくないかもな、と。

 

でも娘、夜には「歯はどこに行ったの?」と自分から聞いてきたので、宝箱を見せると見たい!と言い出し、歯の妖精に来てもらわないと!と張り切ってました。妖精が来るまで寝ない!ってちょっと粘ってましたけど。(歯を枕の下に置いておくと妖精が来てコインを置いてくれるみたい、ただ妖精が歯まで持っていくのか歯は置いていくのかわからず…一応、うちに来た妖精は歯を持って帰られました)

 

無事治療も終わって一安心。診察から治療まで1週間足らずの出来事でしたが、色々考えたりと私も心の苦しい1週間でした。それでも歯ぐらいで、というのは変な言い方も知れないけれど、ケガをしたり病気をしたわけでは無いので、まだありがたい話です。

 

 

 

虫歯の原因は一つではないけれど、先生の説明によると長く授乳していたこともあるかもしれないし、日ごろの生活もあるかもしれない。娘の場合、食事をがっつり食べずにすぐにお腹が空いたといってはちょこちょこ食べていたのですがそれも良くないとのこと。たとえそれが甘いものではなかったとしても、数時間は間を開けて口の中に何も入らない時間を長めにしてくださいと言われました。幼稚園では守られているけれど、週末とか思い当たる節もあるのでこれも改善しなければ。

 

娘自身も良く分かったようで、お菓子やダラダラ食べるのを我慢するようになり、その分ご飯をたくさん食べるようになりました。虫歯が良いきっかけになったとも言えます。

 

娘は歯が抜けたことが自慢らしく、会う人会う人に説明してます。うちに来た工事のお兄ちゃんにまで、「ママ、歯が抜けたってお兄ちゃんに言って!お兄ちゃんは話したことなくて恥ずかしいからママが言って!」と。

 

その後、たまたま私の会社に連れて行く機会があり同僚達は歯を抜いたことを知ってるから、みんなが「すごいなー」と持ち上げてくれて、自信満々の娘(笑)

 

娘にとってはポジティブな出来事になったようなのでそれはそれで良かったです。