コロナの影響で途中で3回を残して終わってしまった娘の水泳コース。
残りの3回が再開され、昨日その3回の最終日を迎えました。娘が通っていたのはSeepferdchen(タツノオトシゴ)という一番最初のコース。
先週、残すところあと2回!となった日、プールは旦那に付き添ってもらいました。そこで先生から、うちの娘は泳ぐのは問題ないけれど、潜るのが出来ないので、来週までにそれを練習して来たらSeepferdchenが取れると言われたとのことでした。
潜ると言っても、肩の高さの水深のところで底に落ちたリングを拾うというもの。娘に聞くと怖くて出来ないとのこと。
ここまで通ってSeepferdchenが取れないとか最悪ー!と思って、自主練することにしましたがまずこのコロナ渦で近くのプールが開いておらず、屋外プールに行くには寒くて無理だし、ちょっと遠くのプールまで行ってきました。
平日だったこともあり、巨大なプールに20人もいなかったような・・・。スタッフの方が明らかに多かったです。そこでひたすら練習しようと思ったのですが、怖い、いやだ、とやろうとしません。胸下ぐらいの深さなら大丈夫なのですが、肩の深さになると無理。楽しいプールに行っているのに私がガミガミ怒るから「もう帰る・・・」って泣いて言いだす始末。
結局、ほぼ出来ないまま自主練は終了。迎えた本番、水泳コース最終日。
前夜から「大丈夫かな?出来るかな?」ってずっと娘が心配していて、「怖いよー、出来ないよー」とへにゃへにゃしており、「大丈夫だよ!1回だけやってみよう」って言ってみたり、「無理しなくていいからできなくてもいいからね」と言ってみたり、おもちゃをご褒美にオファーしてみたり。
心の中では「せっかく通ったし、3回の残りコースには追加料金まで払ったし、もうここまでやったから受かって!」というの が本心ですけど。
当日の朝も「出来るかな、Seepferdchenもらえるかな」とそればかり。プールの更衣室では不安で泣き出してしまい、「出来なくてもいいよ、泣いて教室の中に入らないというのはダメよ、ちゃんとチャレンジしよう。頑張って中に入ってそれで出来なければ仕方ないから、でも1回だけだからやってみたら?大丈夫だよ」と声をかけ、送り出しました。
そしてコース終了後、迎えに行ったら、、、、残念、Seepferdchenはもらえませんでした。
先生によると、娘は泳ぎは素晴らしい、Seepferdchenの基準である25メートルどころかいつまでも泳いでいられる、ただ、水に潜れない、だから不合格とのこと。
他の子は逆なんですよね、水の中にある物を取ったり遊ぶのは大好きなんだけど泳げないらしい。
娘は落ち込んでいて、Seepferdchenが取れたら娘が欲しがっていたおもちゃを帰りに買う約束でしたがそれが出来ないことの方が悲しいらしく泣いていました。でも約束は約束。
私も落ち込むわー!
いいって噂を聞いたので、わざわざ遠いプールまで毎週送迎して、補講の3回も朝からネットの前に座り込んで時間になった瞬間に申し込んだのにね・・・。
仕方ないことは仕方ない。泳げるってことはわかったし、この夏、機会があれば練習してプールにいるBademeisterに声をかけてチェックしてもらってできたらその場でSeepferdchenがもらえるらしいので(5ユーロらしい)、なのでそれにトライかな。コロナで思うようにプールに行けないのが残念だけど。
お受験とか塾に行くのを頑張って頑張って、志望校に合格できなかったときの落胆とは比べ物にならないけれど、娘がこれから成長していく中で色々と挫折したり上手くいかなかったりすることも出てくるかもしれない。今回みたいに前の日から「大丈夫かな・・」って心配しまくって不安になるかもしれない。
そんな時、「出来るよ」って勇気づけることが必要なのか、「ダメでもいいからね」って安心させるのか、娘にはどっちが向いているのかな?と考えるきっかけとなりました。少なくとも頑張ったことはちゃんと褒めてあげることは必要ですね。
コロナで、大好きだった先生も変わってしまって、一緒にコースを受ける子も知らない子ばかり、そんな中だったけれどよく頑張った!
おつかれさん!
✰⋆。:゚・*☽:゚Instaglam✰⋆。:゚・*☽:゚✰
✰⋆。:゚・*☽:゚ランキング☆⋆。:゚・*☽:゚